はじめての方へ
FIRST
初診について
初診日には口の中の診査を行い、
矯正治療の開始時期や、
治療方法などについて意見を述べさせて頂きます。
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予約制になっておりますので、必ずお電話にて初診日をお取りください。
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問診表をお送り致しますので初診日にご持参ください。
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初診日の相談料は2,200円になっております。
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問診表を印刷してご記入したものをFAX又は持参してくださっても結構です。
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ご不明な点あれば、お電話ください。
- TEL
- 073-424-1148
- FAX
- 073-424-2608
クリニックからのお願い
- 時間予約制ですので、お約束の時間より早く来院なさったり、遅れた場合は、お待ちしていただくことがありますのでご注意ください。
- 学校に支障が出る場合は、学校への通知を用意してありますので受付へお申し出ください。
- クリニックに来院する前に出来るだけブラッシングをしてきてください。
学校から直接来院するなどで、磨いてこれなかった時は、お約束の5分前に来院してブラッシングコーナーで磨いてください。 - 悪い歯磨きの状態が数回続きますと、ブラッシング指導の為に通院していただくことがあります。
その場合、矯正治療は一時中断するか、装置を一部または全部除去することもあります。 - 当クリニックでは、歯科矯正治療は健康医学の一分野として考えております。
いくらきれいな歯並びや噛み合わせになっても口腔衛生状態が悪くては、良い歯並びの価値も半減してしまいます。
ブラッシングは矯正治療のみならず、口の健康を保持する基本です。装置が外れた時に「素晴らしい歯」になるように頑張りましょう。
治療の流れ
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STEP01
- 初診・カウンセリング
- お悩みやご希望をお伺いし、現状の歯並びを観察します。
適切な治療開始時期や治療方針についてご相談します。
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STEP02
- 検査
- 検査・診断のために、レントゲン撮影・歯の型どり・写真撮影を行います。
- 定期検査
- すぐに治療に向かないお子様などには、適切な時期まで定期観察いたします。
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STEP03
- 診断・治療計画の決定
- データ分析・診断資料をもとに、患者さんの現状と今後の治療方針をご説明します。
(治療目標・矯正装置・基本治療費・処置料金の説明)
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STEP04
- 二期治療
- 永久歯が生えそろってから行う治療のことです。子供の治療に多い治療方法です。
早期に問題点を改善することにより、将来の治療の負担少なくします。 - 本格矯正
- 本格矯正は、すぐに処置が必要な方に適用されます。
ワイヤーの矯正装置(マルチブラケット)を使用した治療が基本となります。 - 外科的処置との併用
- 顎の形や顔の形が骨格的変形した患者様によく使われる治療法です。
治療法は術前矯正→手術→術後矯正と進んでいきます。保険が適用される矯正なので、費用はさまざまです。 - 抑制的処置
- 長期間にわたる顎の成長抑制を行います。
その後傾向をみて矯正治療もしくは外科的処置に進んでいきます。
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STEP05
- 保定
- 歯列が整ったら矯正装置を外します。
装置を外すと、歯が治療前の状態に戻ろうと動く『後戻り』が起こるので、保定装置(リテーナー)という取り外し式の装置を使用していただき、歯並びを定着させます。
保定装置を装着している間は2~6ヵ月に1回のペースの通院となり、少しずつ間隔をあけていきます。保定期間は最低1年以上必要です。
- ※矯正歯科では医療費控除が受けられます。
矯正歯科治療の場合、医療費控除の対象となるのは病気として診断されることが条件です。
歯科医師からの診断書や治療費の領収書などは大切に保管しておきましょう。
矯正歯科治療に伴う
メリットと一般的なリスク・副作用について
矯正歯科治療に伴う
メリットと一般的なリスク・副作用について
矯正歯科治療のメリット
矯正をすることで、健康や精神面において以下のようなことが改善されます。
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MERIT01
- 虫歯・歯周病のリスクが低減
- 歯並びが悪いと細かな部分の歯磨きがしづらく磨き残しが多くなるので、虫歯や歯周病の原因になります。
矯正治療をして正しい歯磨きができるようになると、虫歯や歯周病も予防できます。
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MERIT02
- 発声・発音が明瞭
- ひどい出っ歯、上下の歯が噛み合わない、受け口などの場合、しゃべるとどうしても発音が不明瞭になってしまいます。
歯並びが良くなると発音や発声が向上するので、会話もスムースに行うことができます。
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MERIT03
- 顎の変形や関節の悪影響を予防
- 悪い歯並びに起因した咬み合せの不正は、顎の骨の変形の原因になります。
歯並びが悪いと顎の成長にも影響し、上下の顎のバランスが悪くなったり、顔が左右対称でなくなったりします。
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MERIT04
- 咀嚼機能が向上
- 歯並びが悪いとどうしても物がかみにくくなってしまいます。
それが消化不良などの原因となり、体の健康や発育にまで悪い影響を与えてしまうことがあります。
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MERIT05
- 対人関係に自信
- 人と人は常に関わり合って生活しています。
歯並びに自信がないと、人と対面して話をすることもためらいがちになり、対人関係に影響を与えることもあります。
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MERIT06
- 全身の健康の回復・維持
- 噛み合わせが悪いと食べ物をしっかり噛めず、内臓に負担をかけてしまいます。
身体のバランスも崩れてしまうので、頭痛・めまい・耳鳴り・肩こり・腰痛・などといった症状を引き起こすこともあります。
矯正歯科治療に伴う
一般的なリスク・副作用
- 最初は矯正装置による不快感、痛み等が出てきますが、数日から1、2週間で慣れる事が多いです。
- 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する場合がございます。
- 装置や顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者様の協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨く、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
- 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなったり、歯ぐきがやせて下がることがあります。
- ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ごくまれに歯を動かすことにより神経が障害を受けて壊死することがあります。
- 治療途中に金属等のアレルギー症状が出る場合があります。
- 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出る場合があります。
- 治療を進めていく上で、様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性がございます。
- 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性がございます。
- 矯正装置を誤飲する可能性がございます。
- 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物の一部が破損する可能性がございます。
- 装置が外れた後、保定装置を指示通りに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物やむし歯治療などをやりなおす可能性があります。
- あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性がございます。
- 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性がございます。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
- 矯正歯科治療を一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。
矯正治療のメカニズム
歯は力を加えることにより
歯槽骨(歯の植わっている骨)の中を移動して行きます。
歯の根の周りには歯根膜という繊維の組織があり、歯を移動させる際その繊維の圧迫側に骨を吸収する細胞ができ、反体の牽引側には骨を作る細胞ができ、ゆっくりと骨の中を移動しますが、例えば地面にさした棒を引っ張ると抜け出ながら移動し倒れるように、歯の移動にも当然引っ張ることにより、抜け出る力がかかります。その様なことが口の中で起これば歯が上方にも移動することになります。
ですが、人間には噛むという筋力があり、その噛む力、咬合力が加わることにより歯の上方への挺出を防いでいるのです。
しかし、患者さんの中には鼻が詰まることにより口呼吸したり舌をはさんで物を飲み込む癖の人がいます。このような人は、咬合圧が弱いことにより、歯の挺出をまねいてしまい、上下顎間の距離が長くなり美しい口元を得るのが困難なる場合があります。その様な患者さんには、耳鼻科にて治療を受けてもらったり、舌癖の訓練をすることにより改善を計ります。
しかし今までその筋力の働きで過ごしてこられ急に筋の機能を代えることは大変難しいことです。ですから矯正治療の中でその様な人たちの治療は難しいということになります。ですが、本人のやる気があれば十分な改善は見込めます。